Node.js/TypeScriptでのユーザー管理REST APIの構築(パート1:Express.js)
REST APIをNode.js/TypeScriptで構築する(パート1: Express.js) Node.jsでREST APIを構築する場合、リクエスト処理やルート管理を行うために、Express.jsは最もよく使われるフレームワークの一つです。Express.jsは小さなサイズで強力かつ柔軟な機能を提供し、プロジェクトに簡単に統合できます。このシリーズの記事では、Node.js/TypeScriptとExpress.jsを使ってユーザー管理のREST APIを構築する方法を紹介します。 使用するパッケージ: Express Typescript Cors: Expressのミドルウェアで、クロスオリジンリソースシェアリングを有効にするためのものです。 I. 必要なパッケージのインストールと初期設定 まず、以下のコマンドを実行します: npm init 次に、以下のコマンドで必要なパッケージをインストールします: npm i express cors さらに、開発用のパッケージも追加します: npm i –save-dev @types/cors @types/express typescript パッケージをインストールした後、`package.json`は以下のようになります(インストールする時期によってバージョンは異なります): II. プロジェクト構造 この段階での基本的なプロジェクト構造は、以下の2つのファイルで構成されます: app.ts users/users.routes.config.ts ここでは、各モジュールがその責任を持つようにプロジェクト構造を分けています。ユーザーモジュールには、ユーザー関連のロジックが含まれ、将来的にはユーザー以外のモジュールも作成することができます。 次回の記事では、ユーザーモジュールの中に`middleware`, `controllers`, `services`, `daos`, `dto` フォルダを追加し、各レイヤーの業務処理を明確に分ける方法を紹介します。 III. ルートとエントリーポイントapp.tsの実装 usersフォルダ内に`users.routes.config.ts`ファイルを作成し、以下のコードを記述します: import express from ‘express’; export class UsersRoutes { app: express.Application constructor(app:..
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